猫の不思議な行動には秘密があった!飼い猫の行動を徹底分析

猫知識

自分の飼い猫が突然家中を走り回ったり、わざわざ小さい袋や箱の中に入り込んだりと、不思議な行動をすることってありませんか?(我が家の猫はビールケースにいつも入っています)

猫にはそんな不思議な行動がたくさんありますが、意外にもこういった行動には意味や理由があります。この不思議な行動の謎を解くことができれば、猫に対する理解がより深まり、もっと愛猫との生活も楽しめると思います。ぜひ学んでみてください!

 

猫の祖先はリビアヤマネコ

猫の祖先はアフリカに生息している「リビアヤマネコ」と言われています。この「リビアヤマネコ」は古代エジプト時代に初めて人間と接触するようになって、人に慣れて共に生活を始めました。そして、様々な繁殖を経て、現在では約40種以上の姿、形のように変化していきました。

リビアヤマネコは夜間に狩りをする肉食動物で一匹でも安全に生活をすることができるタフな生き物でした。今の猫も単独行動が可能であったり、夜に活発になるのは、そういった先祖の野生の血が理由というわけです。

 

高いところに登る理由は?

猫を飼っているとよく見る光景が、本棚の上やキャットタワーの一番上に座りながらこちらを見ている光景です.

なぜ猫は高いところが好きなのでしょうか。

答え:高いところは狩りの基本だったから

木登りが得意な猫は野生のころ、木に登って生活をしていました。木の上というのは、待ち伏せをすることができたり、襲い掛かったり、追われた時の避難場所としても優位な場所でした。

猫にとって高いところにいるというのは、下を広い視野で眺めることができ、精神的に安心できる場所となっていました。

現在の生活をしている時でも、高いところに登りたがる猫は精神的にも落ち着ける場所として、そのような場所を選んでいます。

 

どうして狭いところに入るの?

やっと入れるくらいの空き箱やビニール袋、押入れの奥や小さな段ボールなど、「どうしてそんなところに入るの?」と思う場所に猫がいることってありませんか?

そんな場所にいるのに、なぜか満足そうにしている猫を見ていると結構不思議だったりします。

 

答え:昔は狭い所で暮らしていたから

猫は野生のころ、寝床にしていたのは木の祠や崖の下、穴倉などの狭くて暗いところでした。そういった狭くて暗い場所は敵に見つかりにくいので、安心して眠ることができたり、獲物を横取りされずに食べきることができたからです。そのほか、ケガで弱っているときも、ゆっくり回復することができたので、猫にとっては今でもそういった狭くて暗い場所は安心して落ち着ける場となっています

どうして快適な場所がすぐわかるの?

暑い夏は北側のフローリングやキッチンの床、寒い日は南側の窓際やソファの上でごろんとしていることがったり、これから洗う洗濯物には興味がないのに、洗い立ての洗濯物の上に座り込んでいたり、と教えたわけでもないのにどうして猫は快適なポジションを確保することができるのでしょうか。

答え:猫の体はセンサーになっている

猫の体全体は快適・不快な場所、素材を感じ取ることができるセンサーになっています。

皮膚で温度を感知するだけでなく、鼻にもいろいろなものを測る機能が備わていて、快適な温度である約22度前後を的確に感じ取ることができるのです。皮膚はその他にも多くの触覚神経がついていて、肌触りの良いものを感じ取ることができます。匂いを嗅ぐ能力も人の数倍優れていて、自分とって快適な場所を選んで居座っているのです。

 

なんで仕事中の手の上や新聞の上に乗るの?

猫の不思議な行動の中でも気になるのがこの、人が机の上で仕事をしていたり、新聞を読んでいるとわざわざ近くまで寄ってきて、手の上に乗っかったり、座り込んだりするこうどうです。どうしてこういったことをするのでしょうか。

 

答え:むしろ飼い主の行動が不思議

猫にとって飼い主の仕事中や新聞などを読んでいる行動が不思議でたまらないのです。

「飼い主が今なにしているのだろう?」と疑問に思って近づいても、飼い主は大きく動くこともなく、面白そうなことをしていないのに、自分には構ってくれないということが不思議で、大抵の場合は、気を引くためにあたりをうろうろして、その結果、邪魔をしているように感じるのです。

そういった時には、声をかけて少し触れてあげたり、遊びに付き合ってあげましょう。少しなでるだけで猫は満足して、またどこかへ行ったりします。

 

どうして飼い主の腕や毛布をもみもみするの?

猫は時々足踏みをしているかのように前足を「もみもみ」していることがあります。目をつぶって気持ちよさそうにもみもみしているのですがどうしてでしょうか。

 

答え:昔を思い出して子猫に戻っている

これは母猫の乳を飲んで満足しているときの名残りといわれています。

実際子猫が母猫の母乳のを飲むときには、乳の周辺を前足で探したり、押したりすることがあります。

この足踏みというのは、柔らかいものにしてしまう習性があり、飼い主が抱っこしているときや、毛布に寝っ転がっているときに行ったりしています。この時は猫も大変甘えモードになっているので、そのままにしてあげましょう。

捕った虫を見せに来るのはなぜ?

あまりないことではありますが、室内飼いの猫でも部屋に紛れ込んできた虫を捕まえてくることがあります。中には動かなくなるまでいたぶってしまったり、噛みついてしまうこともあって、少し残酷に感じたり、気持ちが悪いと思ってしまうかもしれません。

 

答え:身内に分け与える猫の習性

猫にとっては目の前の虫を捕まえることはごくごく当たり前のことなんです。

母猫が子猫に獲物を運んでくるのと同様に、飼い主にも獲物を分けるつもりで持ってくることがあるんです。そんな時にしてはいけないのが「叱る」こと。猫にとっては良いことしているつもりなのに、叱られてしまうと混乱してしまいます。虫を触ることは厳しいと思いますが、せめて叱るのだけはやめて、できれば撫でてあげましょう。

もっとも、虫が出ないように定期的に部屋を掃除することが一番良い方法かもしれません。

 

飼い主の手や指を舐めるのはどうして?

猫は普段はあまり飼い主の手や指を舐めることはしませんが、たまに手を近づけると、ぺろぺろと舐めてくれることがあります。これはどういった意味があるのでしょうか。

 

答え:兄弟や飼い主への愛情表現の一つ

これは子猫のころに戻って、兄弟同士で舐めあってる時の気持ちを思い出して飼い主の手を舐めてくれるといわれています。他にも、匂いを嗅いで、舐めてくることがありますが、それは飼い主に対して、敵意がなく、むしろ信頼している証拠と言われています。猫の舌はザラザラしていて、気持ちがいいとまではいきませんが、猫にとっては気分の良い、飼い主とのコミュニケーションのつもりなので、しばらくはそのままにしてあげましょう。

 

どうして突然部屋を走り回るの?

ある時突然スイッチが入ったかのように部屋中を走り回ったり、高いところに登ったりすることってありませんか?飼い主からすると、「どうした!?」と不安になることもあるかもしれませんが、どうしてそんな行動をするのでしょうか。

 

答え:猫は元々狩りをする生き物だから

心配無用です

室内飼いの猫の行動としては珍しいことではありません。猫は本来狩りを行う動物ですので、瞬発力やジャンプ力などを発揮して動きます。しかし、室内では狩りをすることはありませんので、思い出したかのようにストレス発散をしているんです。そのため、外と家を行き来するような外飼いの猫にはあまり見られません。走る時間は多かったりする場合にはおもちゃなどを使って10~15分ほど一緒に遊んであげましょう。夜もぐっすり寝てくれます。

 

どうして飼い主の帰ってくる時間がわかるの?

家について、玄関のドアを開けると、時々猫が玄関に迎えに来てくれていることってありませんか?鍵の音で来ることももちろんありますが、それにしては早かったり、家の中で匂いなどもわからないのに、帰宅時間が違っても、家に帰ると猫が出迎えてくれることがありますが、どうして猫は飼い主の帰宅時間がわかるのでしょうか。

 

答え:猫の優れた聴力が帰宅を知らせてくれる

これは猫の聴力に答えがあります。

猫の耳は人の約5倍以上良く、しかも幅広い範囲で音をとらえることができます。この猫の耳は超音波も聞き取ることができ、音の方角すらも、ある程度離れた場所から感知することができ、人間にはわからない足音を遠くの段階で察知しています。普段の飼い主の歩き方や歩く音を覚えて、その音が近づいてくると、聞きなれた音に向かって猫は近づいてくるのです。

※そのため、本来であれば脱走を防ぐために、ドアを開けるときには十分気を付けるか、猫が玄関まで来れないように策を講じてください。(ただドアを閉めているだけですと、猫はジャンプしてドアノブを開けてしまうことがあります)

たまに舌が出ているのはどうして?

飼い猫がたまに舌を出している姿がちょっと間抜けでかわいいと思ってしまいます。これはどういった意味があるのでしょうか。

 

答え:舌を出してることに気づいていないことが多い

これは色々諸説があります。例えば、猫の舌が軽く出していても気づかなかったり、水などを飲んでいて、他のことに気を取られていたり、一時暑さによる熱を放出するためだったり、年齢による筋肉の衰えだったりします。かわいいですが、そんな時はそっと舌に触れてあげると油断していた猫は慌てて舌を引っ込めたりします。

 

他の猫のお尻を嗅ぐのは?

多頭飼いをしていると他の猫のお尻をしょっちゅう嗅いでいる猫っていませんか?「匂いをフェチなのかしら?」と思う飼い主も多いともいます。

 

答え:お尻は大事な情報源

猫にとってお尻は情報がたくさん詰まっている場所です。

相手が敵か味方か判断したり、自分のテリトリーを侵害していないかを確認しています。

 

飼い主の頭をこすりつけたりぶつけてくるのは?

人の手や体に頭や体、しっぽなどをこすりつけてくることはありませんか?たまに野良猫でもそういった行動をしてきて、可愛さのあまりにその場にとどまってしまうことってありますよね。

 

答え:マーキングの一種

このこすりつける行動は「匂い付け」の一種です。

自分の縄張りの中にいる人に自分の匂いをつけることによって、安心しているのです。他にも独占欲の一つとも言われていて、信頼している証拠とも言えます。そんな時には頭をなでたり、一緒に遊んであげると猫との信頼関係をより深めることができます。

 

猫の不思議な行動は、祖先の名残や習慣!

色々な猫の不思議な行動をご紹介しましたが、自分の飼っている猫や普段よく見かける野良猫にはこのような行動はありましたでしょうか。

猫の行動一つ一つにはいろいろな意味があって、祖先の「リビアヤマネコ」の時の野生の血や猫本来の習慣、習性があったり、又は猫の気持ちなどを表しています。このような不思議な行動を飼い主が理解してあげることによって、猫の気持ちを知ることができ、より信頼関係を築くことができるので、今回ご紹介した行動を覚えて、猫を観察してみましょう!

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