【猫のウェットフード】大人と子猫で違う?年齢別におススメをご紹介

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猫のごはんの種類は大きく3つ

人間や犬は雑食動物ですが、猫は生粋の肉食動物です。

そのため、動物性の餌をあげることが重要です。基本的には総合栄養食を食べることになります。

猫のご飯には

①ドライフード

②ウェットフード

③二つの間のセミモイスト

の3つがあります。

基本的には、ドライフードとウェットフードを食べさせてあげれば全く問題ありません。

今回はその中でもウェットフードについて詳しく説明していきます。

猫は子猫の時にある程度ご飯の好みが決まるので、子猫の時にウェットフードを慣れさせておくことが大切です。そうすることによって、大人になったときに、食欲不振や水分を摂らせたい時などの様々な場面で役に立ちます。

ウェットフードはこんな時に役に立つ

ウェットフードは水分量が約75%程あります。

匂いが良いので、食欲がないときにも食べてくれるのでおすすめです。

また、ドライフードに比べて高脂肪なので、

少ない量で高いカロリーを一度に摂取することができます。特にこんな時におすすめです。

ドライフードを吐いてしまう
便が固くなりがちだったり、便秘のとき
水を飲まない
ドライフードを食べすぎてしまう
(加齢や病気などで)口内炎を起こしてドライフードを食べられない

ウェットフードのメリットとデメリット

ウェットフードにもメリットもデメリットがあります。

メリット
ドライフードと異なり、お肉っぽくて、風味がとても良い
水分が多く含まれているので、食べ応えがあって、水分補給も同時に取れる
パックになっているので、開封しなければそれなりに持つ
デメリット
ドライフードよりも高い
開封後は長くは保管できない

ウェットフードの保管方法

ウェットフードは柔らかく、生ものに近いので、開封後はあまり保存はききません。

未開封であれば、常温で保存可能なので、記載してある賞味期限内に食べさせましょう。

開封後はトレイや袋を密封、冷蔵庫に保管しできればその日中に食べさせるようにしてください。

もし少ししか残していないようであれば、そのまま捨てて、容器はしっかり洗いましょう。

大人と子供でウェットフードは変わる?

ウェットフードは基本的には、子供と大人で食べさせるものが変わります。

「ニュートロ」のデイリーディッシュなどであれば、12か月以降は同じで大丈夫ですが、

少なくとも生後1か月~4か月のウェットフードは専用のものにしてください。

子猫に食べさせて良いのはミルクを卒業することの4か月歳以降です。

ウェットフードはいつ食べさせるの?

ウェットフードは基本的には毎日食べさせるものではありません。

毎日食べさせてしまうと、コスパの良いドライフードを食べなくなったり、

肥満になりやすくなってしまいます。

そのため、あげるタイミングに決まりなどはありません。

基本的にはドライフードをあげますが、最近水を飲む回数が少ないと感じたり、

お留守番の時のご褒美などにあげるようにしてください。

※費用などに問題がなければ、一日の摂取カロリー内であれば、

ドライフードに混ぜてあげても構いません。あくまで、食べさせすぎないようにしてください。

ウェットフードの選び方

猫の本能と習性を合わせたウェットフードを選びましょう。

一番大切なのは、栄養バランスです。

栄養バランスが良くて、食感や形状、

大きさなどが違う何種類かのフードをローテーションで与えるようにします。

美味しいだけだとすぐ飽きてしまう
自分の好みに合わないと食べてくれない
年齢と状態によって必要なケアが異なる

ウェットフードには色々な形や食感があります。これは猫の好みによりますので、

色々あげてみるもの良いです。

ローフ<グレイビー<ゼリーの順に柔らかくなっているので、

歯の弱い猫にはゼリーをおすすめします。

 

【ローフ】

 

【グレイビー】

【ゼリー】

おすすめのウェットフードをご紹介

子猫のご飯は4カ月齢で切り替えが必要です。

実際に飼っている猫(1歳(♀)と2歳(♂))にあげてみて、

食いつきが寄ったおすすめのウェットフードをご紹介します。

生後1カ月~4か月でおすすめのウェットフード

●健康を維持することで自然の抵抗力を維持
●理想的な離乳によるドライフードへの移行を目指す
●健康的な消化を維持する

ロイヤルカナン マザー&ベビーキャット

デメリットは、少し高めであるという点です。でも子猫の時にウェットフードを食べさせたのは正解なのかなと思いました。大人になってからウェットをあまり食べてくれないと、後々に困ります。

生後4か月~12カ月でおすすめのウェットフード

健康的な消化を維持
●健康を維持することで自然の抵抗力の維持
●健康的な発育に配慮

ロイヤルカナン「FHN(キトン)」

ニュートロ「デイリーキッチン」

値段的にはニュートロをお勧めします。でも食いつきが良かったのは、ロイヤルカナンの方でした。ドライフードがロイヤルカナンだからなのでしょうか?

成猫用(12カ月以降)でおすすめのウェットフード

理想的な体重を維持する(食用旺盛、去勢、避妊で体重が増えやすい)
●健康的な泌尿器系の維持

ロイヤルカナン「ユリナリーケア」

ニュートロ「デイリーキッチン」

アメリカンショートヘアーはロイヤルカナン。ベンガルはニュートロの方が食いつきが良かったです。ニュートロの方が野生的な味の説明があったので、狩りをする習性の猫はニュートロがいいかも!

高齢猫用(12歳以上)でおすすめのウェットフード

高齢猫は食欲不振や、歯が弱く、ご飯がうまく食べれないことが多いので、高齢猫用のウェットフードを食べさせてください。

健康的な関節、脂肪をつける
●食欲がなくても脂っぽくなく、水分も一緒に摂ってもらう

ロイヤルカナン「エイジングケア12+」

ニュートロ「エイジングケア(チキン)」

まだ高齢の猫を飼っていないため、実際に食べさせていません。でも仲良くしてくださっているペットショップの店員さんに、市販で買うならこれが良いとおすすめされました。

最後にも書きましたが、高齢の猫は何か病気を患うことが多いので、そうしたら医療系のご飯に変えましょう!

食べさせるときは、ウェットとドライを併用する

今回はウェットフードの詳しい説明をしました。

ウェットフードだけを食べさせるのではなく、

あくまでもドライフードの補助的な使い方をしてください。

また、猫にも人間と同じで、肥満や糖尿病、じん不全、食物アレルギーなどの病気があります。

最近ではこれらの病気に合わせたご飯も開発されているので、

市販では購入できない場合には、病院に連れて行き、

診断後に獣医師さんから購入しましょう。

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