大切な家族である猫が万が一怪我や病気をしたときは十分にケアをしてあげたいと思ったことはありますか?
猫は怪我を隠す習性があります。
元々単独行動をしていた猫は外敵に弱さを見せないために我慢をしていました。又、砂漠のような場所で暮らしていたため、水を沢山飲むような習性がなく、「腎臓病」や「尿管結石」になりやすいです。
でも医療費が・・・。など不安要素もあります。そんな不安を改善するためにできたのが、「動物用保険(ペット保険)」です。今回はこの保険について、ご紹介していきます。

飼い主さんに負担かけさせたくないニャー
-とりあえず先に飼い猫に合った保険を検索してみる-
猫が入れるペット保険とは
猫に限らずペットがケガや病気をした場合に、治療を目的とした通院や、入院、手術などについて保障してくれるペットの医療保険です。多くの場合は、何か月からとか、何歳までといった年齢制限を設けている場合がほとんどです。
(※治療を目的としているので、去勢・避妊手術には保険は使えません)
保険会社によって通院や入院、手術などの各種保険内容、掛け金や入会金、年会費などの費用が異なります。詳細はもちろんお見積もりをしてみて、自分の猫に合った保険に入るのをお勧めしますが、どの保険に入るにも共通する、ペット保険に加入する際のポイントや、保障内容などを見ていきましょう!
そもそも保険は入るべき?
猫の病気やケガによる治療費を調査をペット保険加入者のインターネット上でのアンケートを取った結果、2016年度では約3.5万円、2017年度では約4万円、2018年度では約4.5万円と、年々上がっています。見て思うことは、値段というよりは、病院に毎年通う可能性があるということです。
保険に入るメリットとデメリット
なにかあったときに全額負担が無くなる
加入特典を色々受けることができる
病気の早期発見を見つけやすい
毎年の固定費として出費がかかる
保険によっては当然一部は負担しなければならない
去勢・避妊は医療ではないため、負担されない
保険でここまでカバーしてくれる!
保険に入ると、様々な保障をしてくれます。
病気による通院・・・多くの場合、保険は一日の通院から対象となります
入院、手術・・・血液検査・レントゲン検査の他に、点滴・注射・麻酔・投薬などの医療行為を行うために高額になりがちです。保険でカバーできるので、お金の心配をせずに治療に専念できます。
病気やケガの範囲・・・尿管結石や外耳炎など多くの場合の猫がかかりやすい病気も含めて、すべての病気やケガが保障の対象になります。
無事故、多頭加入・・・一定期間無事故の場合、保険更新料が安くなる無事故割引や、複数匹加入した場合、保険料の多頭割引が受けられることがあります。
実費がここまで軽減される!
例
猫の様子がおかしいので、病院に連れて行ったらおもちゃの誤飲が発覚。手術と入院(3日)が必要になった場合
初診料 | 1,000円 |
レントゲン代 | 3000円 |
血液型検査料 | 5000円 |
胃カメラ | 2000円 |
手術代 | 100,000円 |
入院費 | 30,000円 |
合計 | 141,000円 |
事故で一番多く、そして治療費が高額である「誤飲による手術」。全額負担だとここまで高額になってしまいますが、例えば保険会社の一つ「ペットメディカルサポート」のPS保険(50%保障プラン)ですと、終身保険で月額1320円で治療費の半額(通院であれば1日1万円、入院であれば1日2万円の補償をしてくれます。手術であれば一回10万円の補償がついたりとが限度額)を負担してくれるので、今回であれば、半額の70,500円を負担してくれます。
月額はどのくらいかかるの?
気になるのはやっぱり費用です。
プランによって様々ではありますので、色々な保険会社の中で、人気のある会社ピックアップして比較をし、月額費用のみを計算し、月平均を算出してみました。
下のプラン以外にも種類はあり、もう少し月額費用がかかるものもありますが、低いプランを列挙しました。
PS保険 | 1,580円 |
アイペット保険(うちの子Light) | 1,210円 |
アニコム損害保険 | 1,140円 |
全国ペット共済会 | 1,575円 |
平均(月) | 1376.25円 |
大体月にかかる金額は1400円となりました。この出費で万が一怪我をしたときに、50%~100%までの補填がきくと考えたら結構お得なのではないでしょうか
ペット保険のお見積もり資料はここをチェックしよう!
ペット保険の資料請求や、お見積もりをもらった後に見る部分はいろいろあります。
項目 | チェックポイント |
運営会社 | 明記されているか |
再保険契約 | 結ばれているか |
加入条件 | ワクチン接種が条件か
ワクチンの種類が指定されているか |
加入年齢 | 制限があるか
推定の場合は可能か |
掛け金 | 固定か変動か |
保障形態 | 定率保障か定額保障か |
給付金 | 実費型か給付型か |
各種サービス | 入った保険の特有のサービス
(多頭割匹、無事故割引など) |
かなり細かくチェックポイントを設けましたが、それなりにしっかりしたところでないと、予想以上に月額費用が高かったり、加入した後に、規約を変更されたり、年齢によって、月額費用の自動変更を行われたりと、危ない場合があります。
特に子猫や老猫は早めに入った方が良い
子猫や老猫は怪我をする可能性が高いので、できれば子猫の時から保険に入っておくのがおすすめです。
保険によっては、若くて0歳から入ることができ、老猫ですと最大13歳まで入れる保険もあります。子猫の時から入っても年間14000円ほどですので、入っておくとおすすめです。
特に老猫は怪我だけでなく、身体の病気なども多くなってくるので、様々な治療が増えてきて、飼い主の負担も大きくなってくるため、老猫と呼ばれる7~8歳くらいから加入することをおすすめします。
加入は任意!でも入った方が良い
人の医療保険と同じく、保険の加入はもちろん任意です。自分の保険は若いうちはまだ大丈夫と思って加入してない人もそれなりにいるかもしれません。猫の保険も当然任意です。
しかし、猫の若いうちというのは、ほんの数年です。ましてはとても幼く、何にでも興味を持ってわんぱくに走り回って怪我をしてしまう時にでも保険を治療に使えるので、できれば加入をするのが、費用負担する飼い主にも猫にも優しいと思います。見積もりや資料請求するのは無料なので一度考えてみてはどうでしょうか?