猫の健康チェック?行動や外見で丸分かり!

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元気で健康な子猫を迎えるために体のチェックポイントを知っておくと、とても便利です。

子猫を飼い始めるときにまず行うべきは健康状態のチェックです。

「ウンチがゆるい」とか「健康診断はしたほうがいいの?」など飼い始めたときは色々不安になることも多いと思います。

又、こちらはこれから猫を飼おうと思っているときにペットショップで健康状態を確かめる目安にもなります。

今回は子猫を飼い始めたときにおこる色々な不安を解消していきましょう!

 

こんな人におすすめ
子猫を飼い始めて健康チェックの方法が分からない
ウンチがゆるかったり、下痢をしているかも

抱っことかとても嫌がる・・・。

野良、保護猫を飼い始めたけど不安

これから猫を飼うつもりなので、良い猫を選びたい

外観や行動から健康チェックをしてみよう!

子猫を迎えるときに健康状態を確認することはとても重要なことです。特に野良猫や保護猫を迎え入れるときは健康状態に不安があることもしばしばあります。そこでまずセルフチェックの前に、動物病院に連れていきましょう。

猫におすすめの病院を選ぶ方法はこちらから

【これで安心!猫の病院の選び方】おススメの病院の選び方・かかりつけの良い病院を選ぶポイントをご紹介!
猫を飼おうと決めたら、良い病院を探しましょう。お世話になるのは病気やけがの時だけではありません。猫の健康管理は飼い主の務めです。 良い病院を選ぶポイントは色々ありますので、良い病院を「ホームドクター」として選びましょう!

その他、猫の健康は見た目だけでなく、抱っこやなでたりしても確認することができます。人に慣れていない猫は触れられるのを 嫌がることもありますが、極端に嫌がるときは、体の不調の恐れもあります。

子猫の行動をチェック!

動きに不自然さがある場合は、高確率で何かしらの体の不調があります。チェックポイントは沢山ありますので、順番に見ていきましょう!

CHECK動きが活発でしっかり歩いているか

お腹が不自然に膨らんでいないかどうか

常時鳴き続けていないか(発情期を除く)

体を触れられるのを極端に嫌がらっていないか

目、耳、鼻、口などが汚れていないか(臭いもしないか)

被毛などが極端に抜けたり、ハゲている部分がないか

咳、くしゃみなどはないか

猫らしく、動くもの、音にしっかり反応しているか

 

体をチェックしてみよう

ペットショップやブリーダーさんから購入した子猫は触れられることに慣れていることが多いですが、そうでない場合には、嫌がる子猫もいます。下に記載の体の各部分をチェックして気になる部分があれば、すぐに動物病院に連れて行ってあげましょう!

 

耳の中が綺麗で、黒い耳アカなどがないか

異臭がしないか

耳の中が綺麗で、血管が透き通って見えると健康な証拠です。黒く湿っている耳アカがこびりついているときは、「耳ダニ」の恐れもあります。同じく悪臭がする場合も注意です。

②目 目ヤニがついていたり涙目になっていないか

早いものの動きをちゃんと目で追っているか

しっかりと見開いていて、イキイキとビー玉のように輝いていると健康な証拠です。涙目、充血、目ヤニ、白い膜(瞬膜)などは不健康のサインなので、要注意です。

※瞬膜とは、ゴミなどが目に入らないようにガードをする膜のようなものです。瞬膜はちらっと見える程度が健康な証拠です。

③鼻 起きているときに軽く湿っていればOK

鼻水が出ていたり、くしゃみをしていないか

起きて活動しているときに鼻の頭が湿っていれば健康な証拠です。鼻水は風邪などの病気の初期症状です。くしゃみなどしている場合は何かしらの病気の恐れがあります。

④口 口臭がしないか

歯茎がピンク色で綺麗か

ヨダレがたくさん出ていないか

(出ているときは傷や口内炎の恐れがある)

舌がおろし金のようにザラザラしていて、歯肉はピンク色で引き締まっていると健康な証拠です。口臭がしていると口内が炎症などを起こしている可能性があります。

 

⑤全体 抱っこをしたときに体格以上に重みを感じるか

筋肉(肉付き)がしっかりしているか

見た目より抱いたときに重く感じる猫は、いわゆる固太りといわれてるもので、健康な証拠です。それに比べて、体格のわりに軽い猫は虚弱体質の場合があるため、食事や運動の改善が必要になります。

 

⑥お尻 肛門がしっかりしていて赤く腫れていないか

(汚れているときは下痢疑惑がある)

肛門が綺麗で締まっているのが健康な証拠です。肛門周辺が汚れていたり、赤くただれいると、慢性的な下痢などの場合があります。また、米粒のようなものがあると、寄生虫の恐れがあるので、病院に行って、即除去してもらってください。

 

⑦被毛 毛並みにツヤがあるか

ハゲている部分はないか

(アレルギー性の皮膚炎の恐れがあります)

毛並みがツヤツヤでふわふわの毛並みは健康な証拠です。グルーミングなどのケアがしっかりしていると、このような綺麗な毛並みを保つことができます。毛が薄かったり、ハゲていたりすると、被扶養の疑いがあります。

 

⑧お腹 引き締まっているか(プヨプヨしていないか)

お腹が大きすぎていないか(寄生虫の恐れ)

たるみなどがなく筋肉質で締まっていると健康な証拠です。体は痩せているのに、腹部のふくらみが目立っていると、回虫などに感染している疑いがあります。

お腹を触るときに極度に嫌がる場合は何かトラブルがある可能性があります。

⑨足腰 太目でしっかりした足腰か

爪が伸び切っていたり、肉球が傷ついていないか

骨太で四肢がしっかりしている猫は運動能力も高く、健康な証拠です。肉球が傷ついていたり、爪が伸び切っていると、上手に体を動かくことができず、不健康になっている可能性があります。

日常の様子をチェックしよう

普段の違う行動をしているときは何かしらの原因があります。普段から猫の様子をうかがってみましょう。

食欲がない

猫にとってご飯を食べるのは最高の時間です。そんなご飯を食べる量が減っていることってありませんか?一度にたくさん食べずに少し時間をおいてご飯を食べるようであれば問題ありませんが、例えば朝にあげたご飯を夜まで食べなかったり、夜ご飯をあげて、寝るときまで食べていなかった場合は、口内炎やお腹の調子が悪いことがあります。

 

排泄がおかしい

ウンチやおしっこがちゃんとできているかチェックしましょう。

トイレの近くをウロウロして、結局トイレに入らなかったり、トイレに入ったのに、ウンチもおしっこも出さないで出てくることが多かったりすると病気の可能性があります。その他、ウンチが固まっていないで出ていたりおしっこの色がおかしくないかチェックしてみましょう。排泄の異常は特に早めに病院に連れて行ってあげることが大切です。

 

猫の健康維持は飼い主にかかっている!

いかがでしょうか。愛らしい猫の行動や状態がいつもと違っていることってありませんか?少しの気付きが猫の健康状態を維持していくことになります。自分では分からないことも、動物病院に連れて行けば、プロが診断してくれますので、定期検診をしてあげるのもおすすめです。成猫であれば、1年に1回は定期健診に連れて行ってあげましょう。

大好きな猫と長く一緒にいるために、日ごろのセルフチェックをしてあげましょうね!

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