【これで安心!猫の病院の選び方】おススメの病院の選び方・かかりつけの良い病院を選ぶポイントをご紹介!

Pocket

猫を飼おうと決めたら、良い病院を探しましょう。

お世話になるのは病気やけがの時だけではありません。猫の健康管理は飼い主の務めです。

猫は痛みや体調不良を言葉で伝えることができないので、仕草による判断も含めて、定期的な健康診断や予防接種などを行ってくれる病院を選ぶことが必要です。

でも、ただただ近くの動物病院に連れて行けばいいというわけではありません。人と同じで病院も善し悪しがあります。中には連れて行った病院でちゃんと見てもらえなかった・・・。なんていう経験をしたこともありませんか?

良い病院を選ぶポイントは色々ありますので、適切な「ホームドクター」を選びましょう!

こんな人におすすめ動物病院に連れて行ったら失敗した

どんな病院がおすすめなのか知りたい

歯みがきやシャンプーが苦手な人

病院に連れていくタイミングを知りたい人

 

どんな時に病院に連れて行くの?

動物病院は猫を飼う人にとってとても頼りになる存在です。信頼できる動物病院と上手にお付き合いしていくことが大切です。では、どんな時に動物病院に連れて行くのでしょうか。

 

猫を飼う前

動物を飼ってからでないと、動物病院に行けないと思っていませんか?

それは大きな間違いです。

猫を飼う前に、こんな猫種を飼いたいと思っていることを伝えたり、事前に相談すると、その猫種の性格や、ご飯、お世話の方法や注意点などを教えてくれます。また、二頭目を飼うときにも、良い組み合わせを教えてくれたりもします。

多頭飼いのおすすめの組み合わせはこちら

【二匹目を飼いたい】猫を多頭飼いしたいときの注意点 相性の良い組み合わせをご紹介
家族で飼っていると、自分用にもう一匹欲しかったり、飼うつもりもないのに、ペットショップに行ったら自分にすごい懐いてしまい、ついつい買ってしまった!なんてこともあったり。 猫が二匹以上になると、楽しさも二倍以上になりますが、単独飼いとの違いや相性などをご紹介します。

猫を飼い始めてすぐ

新しい猫を買った場合はまずは動物病院に連れて行って、健康状態のチェックをしましょう。

特にペットショップなどで購入したのではなく、拾った猫であれば、必ず連れていってください。

ウイルスに感染していないか、ノミなどの虫がいないかどうか、皮膚病などを患っていないかなどの健康診断は欠かせません。その他必要なワクチンの接種も行ってもらえます。

定期健診のため

子猫の場合、ご飯がきちんと食べられているか、適切な体重になっているかなどを含めて体重の計測が必要です。その他、去勢や避妊の日程調整をしたり、日々の健康維持のため、定期的に健康診断を受けていると安心です。健康に見える猫でも、1歳以上の場合は、年に1回7歳以上の老猫であれば、年に2回以上の定期検診が理想です。

日々のケアのため

耳掃除や爪切りは普段飼い主がすると思います、猫が暴れたり、ケアをうまくできないときは、動物病院にお願いするのがおすすめです。動物病院でも行ってくれますが、飼い主でもできるように、上手なケアの方法を教えてくれます。

病気やケガをしたとき

ご飯をいつもに比べて食べなかったり、体を頻繁にかいていたら、病気の可能性があります。

また、血を伴うケガなど、見てもわかるけがをしたときもすぐに病院に連れていきましょう。かかりつけの病院であれば、普段の猫の様子を知っているので、すぐに異常を判断できるので、とても安心です。ただ、血が出ていたりする場合には、病院に連れていく前に、一度電話をして、適切な処置を聞いておくことをおすすめです。

 

信頼できる病院って?

猫の一生を通じてお世話になる動物病院は、信頼できる病院や先生と巡り合うことができたらとても幸せですよね。

動物病院は、「猫の知識が豊富で動物の扱いが良く、丁寧に相談に乗ってくれる病院」を選びましょう。最近ではインターネットで調べる方法が主流だと思いますが、決める前にも直接話を聞きに行ったりして、判断してみましょう。

 

POINT

しっかりこちらの話を聞いてくれる

知識・情報が豊富できちんと説明してくれる

「キャット・フレンドリー・クリニック」だとなお安心

できれば家から通いやすい方が良い

明細書の発行や、治療費の内訳など料金体系がしっかりしている

行くたびに獣医が入れ替わっているのは注意

猫ちゃんと一緒に待つ待合室が清潔で掃除が行き届いているかも良い病院の判断ポイントです♪

キャット・フレンドリー・クリニックって?

「キャット・フレンドリー・クリニック(通称:CFC)」は 世界的な基準(International Society of Feline Medicineを満たした、認定プログラムの一つです。このCFCに認定された動物病院は猫の専門家を設けており、高い知識と質の高い猫医療を提供してくれることを約束した、猫の医療サービスに対して意識が高い病院と判断することができます。

 

飛び込みはダメ!まずは聞いてみる

まずはインターネットで動物病院をリストアップしましょう。実際に電話をしたり、飼い主だけで伺ってみて、話を聞いてみます。また、口コミは結構重要です。人間の病院と同じで、他の人の話を聞いたり、評判を参考にしましょう。

時間外診療の有無

猫は話すことができないため、事前の容態の悪化はわかりづらいです。そのため、徳善危なくなってしまうこともなくはないです、そんなときに夜中でも助けてくれる病院は迷惑が掛かってしまいますが、とても助かります。

猫を預ってくれるかどうか

こちらは必須ではありませんが、出張が多かったり、旅行が好きで猫を家に置いておけなかったり、ペットシッターにカギを預けるのが不安という場合には、動物病院で猫を預かってくれる場合があります。ペットホテルもおすすめですが、動物病院であれば、何かあった時の処置もしっかり行ってくれるので、安心です。

 

猫の健康診断の内容

 

触診・聴診 触診によって、リンパ節の腫れやむくみ、脈拍をチェック

聴診によって、心音や肺音、腸音をチェック

血液検査 貧血、感染、炎症や猫エイズなど多くの病気の診断ができます
糞尿検査 消化の有無、寄生虫感染、腸内細菌、尿結石、腎不全など
レントゲン検査 呼吸器や心臓などの臓器で触診では分からない部分のチェック
超音波検査 各臓器に腫瘍がないかどうかをチェック
目の検査 傷、結膜炎、涙の量や目やにの有無などによる診察や目薬の処方
歯の検査 歯石や歯肉炎の有無、適切な歯磨きの方法

レントゲンによる歯根の検査

心電図 心臓疾患がないかのチェック、不整脈や心肥大なども見てくれる

 

病院に連れて行くときのポイント

病院に連れて行くときには、猫が逃げないように、必ずキャリーバッグに入れて、必要な時以外は開けないようにします。脱走の恐れだけでなく、院内で感染症がある可能性もあるので、待合室でも基本的には開けてないけません。

慣れない場所で猫もストレスを感じると思いますが、できるだけ暴れないように、おもちゃを入れたり、視線を向けてあげたりと気を使ってあげてください。

普段から抱っこをしたり、キャリーバッグに慣れてさせておくのも大切です。大きめの洗濯ネットに入れてからキャリーバッグに入れるのも逃走防止になります。

 

ワクチンの接種の時期と種類

病気はワクチンの接種によって予防できることが多いです。ワクチン接種は「生後2か月」と「生後3カ月」の子猫の時に受けて、そのあとは「1年に1回」受けるのが原則です。室内で飼っている猫は「3種混合ワクチン」で良く、外で飼っているの場合は「5種混合ワクチン」を受けさせることをおすすめします。

ワクチンで予防でいる病気の記事はこちら

ワクチンの免疫はどのくらい持つの?

ワクチンを接種しても、免疫が持続する期間は個体差があります。国によっては、猫のワクチンは3年に1回を推奨していることもありますが、日本の場合は、そもそも猫のワクチン接種率が低く感染症が多いため、1年に1回行うのが良いでしょう。

 

動物病院を変えたい時

引っ越しの予定があったり、残念ながら病院との相性が悪くしっかり対応してもらえず、セカンドオピニオンを行い時には遠慮せずに申し出ましょう。

過去にどんな病気にかかったのか、処方した薬は何か、これまでの検査結果を記載した紹介状をちゃんと出してもらえるようにお願いをします。

新しい病院に移ったら前の病院からもらった紹介状を提出して、新たに健康診断を受けましょう。

かかりつけの病院を選んで病気を防ごう

動物病院は、猫の知識が豊富で動物の扱いが良く、しっかり相談に乗ってくれる病院を選びましょう。診察の対応は各病院によって異なりますが、良い病院の共通点は先に紹介したポイントを見てもらえるとわかりやすいです。実際に行ってみて、納得いかなければ、他の病院に行くこともよいと思いますし、猫を飼っている友人に聞くのもおすすめです。

予防接種や健康診断を任せられる病院があればいざというときに安心ですね!

タイトルとURLをコピーしました